横浜トリエンナーレに行った

先日、3年に一度開催される現代アートの展覧会である横浜トリエンナーレに行った。

 

だいたい予測がついていたけれど、全然楽しめなかった。

 

月のクレーターと老人の手のしわが似ているだとか、物質を通り抜ける原子を感知する装置(たぶん空想上のもの)であるとか、あとは、怖い骸骨にぼうしを被せてポップにするとか、全て「発想力」が評価されていた。 

 

2年前の自分であれば、それぞれの作品に感銘を受け自分もこういうものを作ろうと意気込んでいただろうけど、今はむしろ共感性羞恥みたいなものすら感じてしまう。

 

新しいものを閃いて、母親に見せびらかす子供のように思う。

 

たぶん、僕が求めているものは現代アートの中にもない。