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昨日までに考えたこと。

 

サザンオールスターズが出てきた年代が早すぎて驚いた。オアシスよりも10年前にはアルバムを出していたのが衝撃だ。僕は洋楽と比べると、邦楽を知らなさすぎると最近思う。サザン、B'z、ミスチルのどれもほとんど無知なままここまできてしまった。邦楽を歴史を辿って学ばないといけない。

桑田佳祐さんが4年前くらいに反日的な行動で批判されている記事を見た。紫綬褒章をぞんざいに扱ったり、国旗にばつ印をつけたりしたようだ。後藤正文さんもそうだけど、政治に言及するなら徹底的に調べて、何か代替案を練ってから体制を批判するべきだと思う。それができないなら、中途半端な姿勢で誰かを傷つけるよりかは、政治的な行為や発言など避けるべきじゃないだろうか。桑田さんによれば一種のジョークだったらしいが、それは配慮が足りなさすぎると感じる。

でも万人がきっと各々の納得できる平和を求めているから、これがきっと彼らなりの平和なのもわかる。

これも僕がさらに勉強して自分の納得できる道徳的なものを作ればいい話だ。人を責める必要はない。

 

テイラー・スウィフトを調べていたら、カニエ・ウェストとの対立があることを知った。ヒップホップに関しても、僕は知識が浅い。

というより最近はなぜだか目の前に知らないものがどんどん現れてきて自分の知識の浅さを思い知らされる。

やはり、それぞれの正義があって、その範囲内で人は生きるのだと思うけれど、僕はどちらかというとアーティストに道徳性を求めてしまうほうだ。

最近ゲルハルト・リヒターの写真論・絵画論を読んでいる。

この本は、初見では何を言いたいのか、とてもわかりづらいが読み返すと発言の奥深さがわかる。

デュシャンの作品理解においての発言で、

デュシャンをそのように理解して、絵画のかわりに政治や社会批判をおこなうというのは、実に貧しい。〜それは芸術行為でもなければ、政治活動でもない。たんなるお遊びなのさ。」

まさに、僕の思うあるべき芸術家の立場を言い表していると思う。

あとは、自分の作品がコンセプチュアルアートなのかと聞かれた時、何も考えていない絵画があるとすればそれは白痴の絵画だと言っていたのもすごく共感できる。イデオロギーの全てを拒絶しているところとかも、もろに作家の弱さと中立性と道徳的でありたいという願望が見られて良い。

 

大学の授業で受けた、アンフォルメルの絵画群、特にジャン・フォートリエを見てバスキアを思い出した。バスキアを調べていくと、アートを初めて真の意味でポップにしたことがわかる。ポップアートは一種コンセプチュアルなところがあって、単に日常性を謳歌するというより、それを一歩引いた目線で評価するという性質があるが、バスキアバンクシーはアートを真に日常に近いものにした。僕はもっとムーブメントとして、グラフィティだけじゃなくこの流れを受け継ぐものが現れてもいいのになと思う。それに通じて、最近の自分のテーマは絵画をポップスにするということにしている。

音楽でいうビートルズが絵画史にはまだいないと思う。

 

バスキアの関連でノイズミュージックというジャンルを知った。機械に支配される人類というようなイメージを抱かせる、本当にノイズのみの音楽だったがSF感が強くて良かった。その系譜でアート・リンゼイという作曲家の曲、The prizeを聞いたがなんとなくポストパンク、radioheadのeverything in its right placeに通ずる高揚感があって良い。

 

ヒップホップも僕は聞かなさすぎることに気がついた。特にラップの入っているものは好みが合わない。そして、ディアンジェロの良さがやっぱりわからない。これはだいぶ現代の音楽を作る上で欠陥だと思うから、聞き続けてどうにかわかりたい。

というのも、最近いいなと思ったアーティストでMomという人がいて、インタビューで影響を受けたと語っていた。かなりの人が影響を受けたと言っているから、余計に焦ってしまう。

Momさんはヒップホップの曲にラップでない歌謡曲っぽいメロディを上手くのせていて参考にできると思った。

「あたらしいみらい」という曲がappleのcmで使われていたが、なんとなくradwimpsカタルシスに似ている気がする。

radwimpsのジャンルのとらわれなさはやはりすごい。

僕もピアノを勉強しなければ。

 

なぜだかわからないけど、尾崎豊の曲が頭に流れ出したから最近聞いていた。今、15の夜を聞いて思ったのは、音色や構成がamazarashiのスターライトと似ているということだ。それも初期の音源は特別似ている。

影響を受けたかどうかはわからないけど、よく考えてみるとその姿勢やアコギ弾き語りの部分など、一度は秋田さんが尾崎豊を弾き語ったのではないかと思ってしまう。

むしろ今まで気がつかなかったことが不思議だ。

この自分の人生の告白のような音楽性は僕でもできる気がする。

 

現代アーティストで僕が知っている中で、今一番よくわからないのはマシュー・バーニーだと思った。調べてみたい。

 

解剖学の授業で横隔膜に大動脈が通る穴があると教わり、それがとても太く感じられた。そこで大動脈と呼ばれる動脈の束があるのかなと思って調べたら、2.5センチから3センチほどの太さがあると書いてあって衝撃を受けた。自分の腹の奥のところには太いパイプがある。

 

あと、好きなYouTuberでタイショウという人が最近やっているバイオハザードで、手首が切り落とされて、さらにそれをそのあとくっつける描写を見た。

手首は流石にくっつかないと思うが、たしかジョニーデップが指を切られてくっつけたのを思い出したため、それが動くのか調べたら、神経を縫合する手術があるらしい。

医学は本当にすごい。

 

Mockyというアーティストの曲がジャズとディズニーを掛け合わせたみたいでとても可愛い。

 

やはり新しい絵画、音楽がやりたい。

いくつか案があるけど、もうすでに誰かがやっているのだろう。