大学2年、RADWIMPSをまた聞き始める。
最近、もう一度RADWIMPSを聞き始めた。
そもそも僕が初めて自発的に聞き始めた音楽はRADWIMPSだった。
そこから、ボカロ、EDM、洋楽も聞くようになったけれど、かなりの長い期間、1番好きなバンドと言えばRADWIMPSだった。
でも、色んな音楽を聞いて、色んなことを考えるうちに、なんだかRADWIMPSの歌っていることやムードに対して恥ずかしさを感じるようになってしまった。
単純に恋愛的な情けなさとか、厨二病的世界観を持った曲で溢れていて、一度聞かなくなったらもう戻れなくなった。
自意識過剰だと感じたし、この世にはもっと歌うべきことが沢山あると思ったし、思想もかなり偏っていて到底賛成できるものじゃないとも思った。
それから、また色んなアーティスト、ジャンルを聞いたわけだけど、やっぱりRADWIMPSよりも良い音楽を自分は聞いていると思った。
じゃあなんでまた聞き始めたかって言うと、
散々考えていくうちに、なんとなく野田洋次郎さんの思い悩んでいることが一周回ってわかるようになってきた。
あと、自分の作る曲が、メロディが、どうしようもなく影響を受けてしまっていることに気がついてしまった。
もうたぶん彼らの音楽から完全に逃れることもできないし、思想を否定することもできないと気づいた。
逆に僕は、音楽を聞き始めるきっかけを与えてくれたバンドとして感謝すべきだとすら思い始めている。
ちなみに、僕が特にRADWIMPSで好きな曲を書いておくとパーフェクトベイビー、ドリーマーズ・ハイ、ハイパーベンチレイション、風たちの声あたり