運命は変えられるか。
運命は変えられるか。
人はどれほど自由なのか。
実際、人間に可能なことは二つしかないと僕は思う。
世界を認知すること。そして、行動すること。
考え方で世界が一瞬で変わるとは思わない。
明日、地球に隕石が落ちてきたり、歩いているところを突然ナイフで刺されたり、化学物質を使用したテロに巻き込まれる可能性をゼロにすることはできないだろう。
しかし、その抗えない世界をどう認知し、どのようなアクションを起こすのか、それは完璧に自由だと感じる。
たとえ、身体的に拘束されていようとも、精神的な心の動きは自分で決定できる。
どうしようもない世界を認知し、何を起こすのか、それは自分の中にあるというのを、僕はもう一度、確認しなけらばならない。
大学で学び、創作を続けている自分を認知する。
僕は明日もそれを続けることもできるし、それと全く関係のない行動を起こすこともできる。
海外へ行ってもいいし、政治家を目指してもいい。
学校のガラスを全部割ってもいいだろうし、強盗したっていいだろう。
誰かをナイフで刺すこともできるし、ビルから飛び降りることだってできる。
しかし、それでも僕は、今の僕のやっていることを明日も選択する。
それは、きっと僕が、僕を信じているからだ。
いや、僕は僕を、信じなくてはならない。
きっとこの足掻いている日々がいつか、成就して報われる日が訪れる。
僕のしてきたことが、正しいと言われる時が訪れる。
僕は英雄になりたいんだ。
いや、僕は英雄だ。
だからこそ、僕は明日も、僕を選択する。